object タグと embed タグによる FlashPlayer の HTML 埋め込みパラメータの説明
自分でもよく忘れる…ていうか元から覚える気が無いので、FlashPlayer の埋め込みパラメータい関する Macromedia の資料をまとめてみました。
最近は swfobject 使う方が多いので Flash の埋め込みパラメータを HTML に直接記述することは減りましたが、こっちの方が便利なときがたまにありますので、押さえとくと便利かもしれません。
本文中にも記載していますが、Macromedia の元記事はこの辺です。英語分かる方はオリジナルをどうぞ。
まず Macromedia の例。(Macromedia Flash OBJECT and EMBED tag syntax より引用、改行入れてます。)
<OBJECT classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=6,0,40,0" WIDTH="550" HEIGHT="400" id="myMovieName"> <PARAM NAME=movie VALUE="myFlashMovie.swf"> <PARAM NAME=quality VALUE=high> <PARAM NAME=bgcolor VALUE=#FFFFFF> <EMBED href="/support/flash/ts/documents/myFlashMovie.swf" quality=high bgcolor=#FFFFFF WIDTH="550" HEIGHT="400" NAME="myMovieName" ALIGN="" TYPE="application/x-shockwave-flash" PLUGINSPAGE="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer"></EMBED> </OBJECT>
こんな感じで、Flash を HTML ファイルに埋め込む時は object タグと embed タグを併用します。(併用しない方法もありますが、Macromedia の説明には無いっぽいのでこの記事でも説明しません。)
object タグと embed タグへ指定するパラメータは Flash OBJECT and EMBED tag attributes に説明されています。下表はこのドキュメントを適当に訳したものです。
object タグには属性と子要素の param タグで、embed タグには属性を使って以下の内容を記述します。
また下表では、必須パラメータの背景色を薄いグレーにしています。
object | embed | 意味 | |
---|---|---|---|
(属性) | (param) | (属性) | |
width | width | FlashPlayer の幅 | |
height | height | FlashPlayer 高さ | |
classid | FlashPlayer の Active X 識別子、embed タグには不要 | ||
codebase | FlashPlayer の Active X 自動ダウンロード元 URL、embed タグには不要、http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=6,0,40,0 のバージョン部分を必要なものに書き換えたものを指定 | ||
movie | src | swf ファイルの URL | |
pluginspage | FlashPlayer ダウンロード元 URL、object タグには不要、http://www.macromedia.com/go/getflashplayer を指定 | ||
id | ブラウザ上の識別子、JavaScript 等から FlashPlayer を操作する時に指定 | ||
name | ブラウザ上の識別子、JavaScript 等から FlashPlayer を操作する時に指定、object タグの id 属性と同じ値を指定すればいいが、CSS 等 id で何かブラウザからしたい場合は要注意 | ||
swliveconnect | swliveconnect | FlashPlayer 起動時に Java を起動する場合は true、起動しない場合は false を指定、FSCommand を使用する場合は true にする必要がある、デフォルトは false | |
play | play | HTML ロード時に FlashPlayer の再生を開始するなら true、しないなら false、デフォルトは true | |
loop | loop | Flash ムービー終了時に繰り返し再生するなら true、しないなら false、デフォルトは true | |
menu | menu | FlashPlayer の設定メニュー表示時に、完全なメニューを表示するなら true、一部のメニューだけ表示するなら false、デフォルトはたぶん true | |
quality | quality | Flash ムービーの再生クォリティ、以下の値を指定:low(再生速度優先、アンチエイリアスなし), autolow(最初速度優先し以降は表示品質優先、ハードウェア的なアンチエイリアスがサポートされていれば使用する), autohigh(最初速度優先し以降は再生速度に遅延が生じない限り表示品質優先、再生速度に遅延が生じない限りアンチエイリアスも有効), medium(アンチエイリアスを有効にし、ビットマップスムーシングを無効にする), high(常に表示品質を再生速度に優先させアンチエイリアスを有効にする、swf ファイルがアニメーションを含んでいなければビットマップスムーシングを有効にし、アニメーションを含んでいれば無効にする), best(常にアンチエイリアスとビットマップスムーシングを有効にする) | |
align | align | ブラウザに対する FalshPlayer の表示位置、l(左), t(上), r(右), b(下)のいずれかを指定、デフォルトはセンターで対応する値はない | |
salign | salign | FlashPlayer のムービー表示位置、l, t, r, b, tl, tr, bl, br のうち一つを指定、値の意味は StageAlign – ActionScript 3.0 言語およびコンポーネントリファレンス参照 | |
wmode | wmode | Window Mode、以下の値を指定:window(ブラウザから割り当てられた範囲に FlashPlayer を表示), opaque(FlashPlayer を常にウェブページのコンテンツの前に表示), transparent(ウェブページコンテンツに対して FlashPlayer を透過させる) | |
bgcolor | bgcolor | 背景色、16進数の RGB 値(#RRBBGG形式)で指定 | |
base | base | FlashPlayer のベース URL、FlashPlayer からのネットワークアクセスのベース URL として使用される | |
flashvars | flashvars | FlashPlayer へのパラメータ(要 FlashPlayer >= 6)、name=value ペアを & で区切った urlencoded 形式で指定、最大 64KB(65535B)、詳細は tn_16417 参照 |
[...] FlashPlayerのHTML埋め込みパラメータについて [...]
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